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日興門流と創価学会

, 須田 晴夫

によって 須田 晴夫
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内容紹介 日蓮の後継者日興から創価学会に至る思想史を概観。 相伝書「本因妙抄」「百六箇抄」の全文を読解。 【目次】 第一章日興と五老僧の対立(五一相対) 第二章日蓮と相伝法門 第三章本因妙抄 第四章百六箇抄 第五章御本尊七箇相承 第六章日興の思想と行動 第七章日興の直弟子の思想 第八章日尊門流の思想 第九章第九世日有と左京日教 第十章保田妙本寺系の思想 第十一章稚児貫首と要法寺出身貫首 第十二章第二十六世日寛の思想 第十三章日寛前後の富士門流 第十四章創価学会の出現 第十五章戦時下の創価教育学会 第十六章創価学会の発展 第十七章日蓮正宗からの分離・独立 内容(「BOOK」データベースより) 日蓮の後継者、日興から創価学会に至る思想史を概観。相伝書「本因妙抄」「百六箇抄」の全文を読解。 著者について 須田晴夫(すだはるお) 1952年2月、東京生まれ。 1977年3月、東京大学法学部卒業。 2012年2月、新聞社定年退職。 論文 「西田哲学と『中道』の論理」 「神の変貌」、その他 著書 『新 法華経論現代語訳と各品解説』(ラピュータ) 『新版日蓮の思想と生涯』(鳥影社) 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 須田/晴夫 1952年2月、東京生まれ。1977年3月、東京大学法学部卒業。2012年2月、団体職員定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
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「日蓮正宗創価学会」の歴史を否定したくても、本尊も定まらず、新しい教義もまとまらない新興宗教日蓮世界宗創価学会。篠原善太郎がゴーストライターと言われる池田大作著「人間革命」も書き換えをすすめて、日蓮正宗の存在を薄めたり否定したりして、自分たちは日蓮正宗ではなく「日興門流」を受け継いだという主張に変えてきた創価学会の、現時点での教学の一つの姿であろう。同著者の「日蓮の思想と生涯」も、やはり同じように現時点での新興宗教創価学会の教学をあらわしたものといえる。著者はかつての創価学会幹部であるが、こうした創価学会教学の著作が、聖教新聞社や第三文明社、潮出版社、鳳出版等の学会系出版社からではなく、おそらく普通の出版社から発売されることに複雑な事情がみえてくるようだ。内容は、なんらかの形で日蓮正宗や創価学会に縁してきた人間ならば、どうってことのない新味のないものと言えるのではないか。現在の創価学会の立場に沿いまとめあげたのだろうが、やはり日蓮正宗と創価学会との関係については歯切れが悪い。破門後の創価学会員にとっては、こういう本を読むことで、自らの正当化のよりどころとするのかもしれないが、「日蓮正宗創価学会」を知る者にとっては、教義も本尊もまとまらず迷走する新興宗教創価学会のあわれな姿をみるだけである。全体を読んで突き詰めると、日蓮正宗宗門に対する批判は、葬式仏教であるということと、布教の精神を忘れてしまったことということになりそうである。それについては宗門からの反論もあるだろうし、創価学会が清浄で完全無欠であるとは、創価学会の活動家でさえも思っていないだろう。ともあれ、この本は、創価学会の現状に興味関心があるならば必要な資料ではある。しかしながら、「進むわれらの確信ここに」と歌うならば、日蓮正宗の信徒団体であった自らの団体の歴史を直視し、速やかに富士の清流、一閻浮提総与・本門戒壇の大御本尊のもとに帰ることが一番すっきりするのではないかと思うものである。ちなみに、p317に「本門戒壇の大御本尊」について、創価学会は「戒壇本尊を本尊ではないと否定しているのではなく、たとえ真正の本尊であったとしても謗法の地に所蔵されているので、その礼拝は信仰上適切ではないとしているのである」とのことだ。そして、p318に「・・・日蓮の真筆本尊および書写の本尊は全て等しく「本門の本尊」であるとする立場を明確にした」という。では、学会は「本門の本尊」をもっているのか?会員に「授与」している、日蓮正宗26世日寛上人の本尊の文字を延ばしたり太くしたりした「御本尊」はどういう位置づけなのか?大石寺の教義から逸脱して破門された「日蓮正宗創価学会」は、大石寺が「謗法の地」などといえるのか?そのあたりがはっきりわからないのである。こういうレビューに対して、創価学会を擁護する立場から感情的な反論がくるのは承知だが、そういう反論はおいておき、創価学会に興味があるならば参考になる本であろう。

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