デタラメにひそむ確率法則――地震発生確率87%の意味するもの (岩波科学ライブラリー)
本, 小林 道正
によって 小林 道正
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内容紹介 次に硬貨の表が出る確率は2分の1、30年以内に地震が起こる確率が87%。こうした主張は本当に正しいのだろうか? 一見するとデタラメで予測不可能な現象にどうして法則が見つかるのだろうか? 相反する「偶然」と「必然」のあいだにどんな関係が? たくさんの実験を通じて、誤解しやすい確率の意味をわかりやすく解説する。 内容(「BOOK」データベースより) 確率とは何だろうか?「次に硬貨の表が出る確率は2分の1」、「30年以内に地震が起こる確率が87%」。こうした主張は本当に正しいのか?「偶然」と「必然」との関係を見出し、デタラメな現象から法則を探る。たくさんの具体例を通じて、誤解しやすい確率の意味をわかりやすく解説する。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 小林/道正 1966年京都大学理学部数学科卒業。1968年東京教育大学大学院理学研究科数学専攻修士課程修了。1968~1974年東京教育大学理学部(数学教室)文部教官助手。1974~1980年中央大学経済学部助教授。1980年~中央大学経済学部教授。2008年~数学教育協議会委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
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東海地震発生確率87%がいかにいい加減な手法で計算されたかが解説されています。国民に「いつ地震が起きてもおかしくない」という事をもっともらしく説明するために提出された87%だが、これは政府が政治的使命で理屈をつけただけの確率計算で、実はとても幼稚でいい加減であるという事を述べている。文科省の頭のいい連中はこんな感じで政策に利用しているのか、という事がわかって面白い。本の題名は副題に近い「地震発生確率87%の意図するもの」にした方が読者にわかりやすいと思います。
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