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ばね用材料とその特性 (ばね技術シリーズ)

, ばね技術研究会

によって ばね技術研究会
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メディア掲載レビューほか 鋼,銅合金,チタン合金などのバネ用材料について,熱処理などを具体的に解説した実務書 本書は,「ばね技術研究会」という企業内の技術者・研究者を中心とした自主的な研究会が、バネ技術についてまとめた4冊シリーズ内の1冊。 材料編だけに,バネ材料の製造法では精錬・鋳造法まで解説してあり,鉄鋼材料の製造法の基礎から学べる。焼き入れ・焼き戻し熱処理の説明では、鉄鋼材料としての一般論的説明が主体で,バネの素材に特化した部分は説明が少ない。項目によっては説明が簡潔で,大部分が図表というデータ集になっている。 耐久性の基礎知識も,バネ技術者向けにはすぐれた解説内容になっている。図表と数式を多用し,しっかり説明しているからである。図は模式図ではなく,特性データを示す図で,多忙な企業の技術者には、復習や知識の整理に役立つだろう。 バネ用鋼材の部分は,たとえばオイルテンパー線やステンレス鋼線になると,記述が具体的で、バネ関係の技術者には参考になるだろう。銅合金系やチタン合金系のバネ材料の部分も、具体的な内容になっている。企業などでバネに関係する仕事に従事している技術者には、最適な実務書といえる。ニッケル・チタン系形状記憶合金の部分も,最近の動向をよくまとめて収録している。 またゴム系やFRP(Fiber Reinforced Plastic:樹脂系繊維強化複合材料)の有機材料、セラミックスの解説が含まれている点が目新しいが,解説が極端に短いのが残念な点だ。 前書きには,工業高校で機械・材料を学んだ学生向けとあるが,その目的を果たしているとは言い難い。「ばね用材料の選択指針」の章は,導入部にも関わらず,学生向けの表現にはなっておらず,実務者向けの講習会のテキストそのままになっている。いきなり表が羅列され,ある程度実務経験がないと理解できない程度の説明しかない。逆にいえば,実務者にはバネ選択時の基礎データが参考になるだろう。 本書は,バネ用材料の便覧としてはよくできている。その半面,学生向けの参考書を狙ったとしたら,構成案と記述の仕方から再考する必要がある。今後の工業を支える学生向けに,再度すぐれた入門書を企画してもらいたい。 (東海大学非常勤講師 丸山 正明)(Copyright©2000 ブックレビュー社.All rights reserved.) -- ブックレビュー社 内容(「BOOK」データベースより) 本書では、古くからばね用材料として使用されてきた鉄鋼材料、銅合金系材料、耐熱耐食性に優れたNi基超合金、恒弾性材料などに留まらず、ばね用形状記憶合金材料の主流であるNiTi系合金、ゴムやプラスチックなどの高分子材料、セラミックス材料など、比較的最近になって使用されているばね用材料も含めて解説した。 内容(「MARC」データベースより) 鉄鋼材料、銅合金系材料、Ni基超合金、恒弾性材料など古くからのばね用材料の他に、ばね用形状記憶合金材料の主流であるNiTi系合金、高分子材料、セラミックス材料等、最近のばね用材料も含めて解説。

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