感情と看護―人とのかかわりを職業とすることの意味 (シリーズ ケアをひらく)
本, 武井 麻子
によって 武井 麻子
4.6 5つ星のうち 14 人の読者
ファイルサイズ : 20.44 MB
内容紹介 看護は感情労働だった―― 「科学性」「専門性」「主体性」といったことばだけでは語りきれない地点から<ケア>の世界を探ります。 看護婦はなぜ疲れるのか。「巻き込まれずに共感せよ」「怒ってはいけない!」「うんざりするな!!」―― 看護は肉体労働でも頭脳労働でもあるが、なにより感情労働だ。 どう感じるべきかが強制され、やがて自分の気持ちさえ見えなくなってくる。 隠され、貶められ、ないものとされてきた<感情>をキーワードに、「看護とは何か」を縦横に論じた記念碑的論考! 内容(「MARC」データベースより) 看護婦はなぜ疲れるのか? 肉体労働でも頭脳労働でもあるけれど、看護は「感情労働」だった。隠され、貶められ、ないものとされてきた「感情」をキーワードに、人とのかかわりを職業とする人々の思いを縦横に語り尽くす論考。
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本質を教えてくれる内容です。感情労働についての本は、たくさん出版されていますが、ここまで掘り下げた本は稀有なのではないでしょうか。それは、著者・武井さんの知識だけではない経験に裏打ちされているからだと思います。精神分析的なアプローチで、感情労働の深いところを教えてもらいました。ある病院さんでの研修を予定しています。参考にさせていただきます。
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